「粕川オートキャンプ場」は岐阜県揖斐川町にある無料のオートキャンプ場です。(現在は利用禁止です。悲しい。)
サイトに車の横付けが可能で、運搬が便利なオートサイトでした。
近年は利用者の増大、モラルの悪化により苦情も多く寄せられているとのことで、2021年にキャンプ、バーベキューでの利用は禁止となりました。
ここでは「粕川オートキャンプ場」の特徴と楽しむ秘訣を紹介していますが、過去の物として読んでいただけますと幸いです。
粕川オートキャンプ場の特徴
名称 | 粕川オートキャンプ場 |
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住所 | 〒501-0626 岐阜県揖斐郡揖斐川町瑞岩寺(地図) |
電話番号 | 0585-22-2111 |
予約 | 不要 |
営業期間 | 通年 |
定休日 | 無し |
サイト | 川原砂地&芝サイト(17区) |
焚き火 | 焚き火台を使用で可(直火NG) |
炊事場 | 無し |
トイレ | 水洗式(男女別) |
ゴミ | 持ち帰り |
料金 | 無料 |
駐車場 | 無料 |
公式HP | 揖斐川町公式サイト |
揖斐川町が管理する無料のキャンプ場で、受付や管理棟はありません。
サイトは早い者勝ちですので、利用したいときはお早めに!
粕川オートキャンプ場内
サイト区画
木や紐を使って区画分けされています。
テント横に車を横付けできるスペースがあり、荷物の運搬が楽です。
地面は川原サイト特有で硬い地面です。
強いペグとペグハンマーを持っていく事をおすすめします。
炊事棟
粕川オートキャンプ場には炊事棟はありません。
洗い物を減らす工夫や、汚れた食器を包む工夫が必要ですね。
トイレ
駐車場に公衆トイレが1つだけあります。
設営したサイトによっては、歩いて10分以上かかる場合もあります。
トイレの掃除はされているみたいですが、なかなか追いついていないのが現状です。
綺麗に使うように注意しましょう。
粕川オートキャンプ場の周辺情報
買い出しできるスーパー
市街地に大型スーパーがありますので、買い出しに利用できそうです。
スーパーマーケット バロー池田店
キャンプ場から車で約10分です。
名称 | スーパーマーケット バロー池田店 |
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営業時間 | AM10:00~PM8:00 ※土日はAM9:30に開店 |
住所 | 〒503-2417 岐阜県揖斐郡池田町本郷917-1番(地図) |
平和堂 大野店
キャンプ場から車で約20分です。
名称 | 平和堂 大野店 |
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営業時間 | 1階 10:00~21:00 2階 10:00~20:00 日曜日は全館9:00開店 |
住所 | 〒501-0521 岐阜県揖斐郡大野町大字黒野字上柿木12番地の1(地図) |
ザ・ビッグ エクストラ 本巣店
キャンプ場から車で約20分です。
名称 | ザ・ビッグ エクストラ 岐阜池田店 |
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営業時間 | 8:00~22:00 |
住所 | 〒503-2426 岐阜県揖斐郡池田町八幡字東光田1972-1(地図) |
温泉 / 入浴施設
池田温泉
キャンプ場から車で約20分です。
名称 | 池田温泉(いけだおんせん)本館・新館(公式HP) |
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住所 | 本館:〒503-2428 岐阜県揖斐郡池田町片山3021-1(地図) |
新館:〒503-2428 岐阜県揖斐郡池田町片山1970-1 | |
営業時間 | 10:00 ~ 22:00(受付終了は21:30)※ 新館のみ日曜日9:00から営業 |
定休日 | 12/30~31 本館:毎週月(祝日の場合は翌日)・新館:毎週水(祝日の場合は翌日) |
入浴料 | 大人500円、小人(3歳〜小学生)300円、幼児(3歳未満)無料 |
人気の温泉なので時間帯によっては混み合います。
湯華の郷
キャンプ場から車で約10分です。
名称 | 湯華の郷(ゆげのさと)(公式HP) |
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住所 | 〒503-2408 岐阜県揖斐郡池田町段721(地図) |
営業時間 | 10:00~22:00 |
定休日 | 第2火曜日(祝日の場合は翌日) |
入浴料 | 大人800円、小人(小学生以下)500円 |
池田温泉より値段が張りますが、キャンプ場から最短距離の温泉です。
ぬくい温泉(旧:ぬくいの湯)
キャンプ場から車で約20分です。
名称 | ぬくい温泉(ぬくいおんせん)※旧ぬくいの湯(公式HP) |
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住所 | 〒501-0471 岐阜県本巣市政田字下西浦1953(~1957)(地図) |
営業時間 | 10:00~24:00(最終入館受付23:30) |
定休日 | 不定休 |
入浴料 | 大人700円(土日祝800円)、小人400円(4歳〜小学生)、幼児(4歳未満)無料 |
岩盤浴込みで700円はかなり頑張っていますね!
詳細は「【天然温泉】Wi-Fi完備の休憩所でまったり過ごす!岩盤浴も楽しめる ぬくい温泉」で紹介しています。
気になった方はぜひ読んでみてくださいね。
観光場所
大津谷公園
粕川オートキャンプ場と同様に無料のキャンプ場があります。
こちらはかなり設備充実ですよ。
詳細は「【大津谷公園キャンプ場レポート】無料なのに設備充実!焚き火もできる人気のキャンプ場」で紹介しています。
気になった方はぜひ読んでみてください。
岐阜のマチュピチュ 天空の茶畑
お茶の栽培が盛んな揖斐川町の茶畑を一望できるスポットです。
冬季は道路の凍結で封鎖されることもあるようなので、要注意です。
粕川オートキャンプ場を実際に利用して分かった楽しむ秘訣
予約不要かつ無料のキャンプ場
予約不要・無料という事で、良い場所は早い者勝ちで埋まっていきます。
近年のアウトドアブームもあり、近くの大津谷公園キャンプ場から漏れてきたキャンパーがたくさん居ます。
その為、オフシーズンでも土日はかなり混雑します。
時間に余裕を持って訪れましょう。
車の横付け可能なオートキャンプ場
粕川オートキャンプ場はサイトに車の横付け可能なオートサイトです。
荷物の運搬が楽なオートサイトは準備も撤収も簡単です。
これに慣れると、荷物の運搬が面倒臭くて仕方なくなるんですよね。(´・ω・)
サイトが区切られている為、テントやタープを張りやすいです。
大きめのバンとワンポールテントでも、工夫して設営できそうです。
サイトの大きさは、まちまちなので大きめテントを設営する場合は早めに来た方が良さそうです。
透明度の高い川だから水遊びも安心
キャンプ場の目の前を流れる粕川(かすがわ)は透明度の高い川です。
夏場は水遊びとBBQを楽しむ方で賑わうそうです。
水回りが少し不親切
炊事棟は無く、トイレも1箇所のみの為、水回りは不便します。
設営した場所によっては、トイレまで15分ほど必要ですからね。
ゴミ捨て場が無いのでゴミ袋は多めに持っていこう
灰捨て場、ゴミ捨て場もありませんので、ゴミ袋を多めに持っていくと安心です。
また、火消し壺も大いに活躍しますよ。
下記記事で「火消し壺の代用品」を紹介しています。
気になった方は読んでみてください。
サイトの地面が硬い
テント付属のアルミペグでは文字通り、歯が立ちません。
鍛造ペグなどの頑丈なペグがあると安心です。
山から吹き下ろす風が強いので、ペグダウン必須です。
下記記事でおすすめの「鍛造ペグ」と「ペグハンマー」を紹介しています。
気になった方はぜひ読んでみてください。
日暮れが早いので焚き火の準備は早めに!
粕川オートキャンプ場は山が近くにあり、夕日がすぐに沈みます。
冬の時期だと、16:00頃にはサイト全体が日陰に入ります。
夏場は楽ですが、冬場は万全の防寒対策を取っておきましょう。
気がつくと真っ暗なんて事を防ぐためにも焚き火の準備は早めに行いましょう。
粕川オートキャンプ場レポートのまとめ
大津谷公園キャンプ場と比較すると、粕川オートキャンプ場はトイレや炊事場の点から玄人寄りのキャンプ場になります。
おすすめの利用方法は、デイキャンプでテントやタープの試し張りです。
硬い地面で設営できれば、次回キャンプの自信になります。
デイキャンプであれば、初心者でも十分楽しめますよ!
私もまだデイキャンプでしか利用したことがありません。(*´∇`*)
粕川オートキャンプ場閉鎖について思うこと
残念で仕方ありませんが、地元住民の方が迷惑しているとのことだったので、町としては仕方がなかったのではないかなと思います。
地元の無料キャンプ場で、便利に使わせてもらえていたので、少し寂しいのが正直な所です。
ただ、私が利用させてもらっていた時も、キャンプ場として整備されていないところで、テントを張ったりする不届き者がいたのを見ているので、致し方なかったのでしょう。
ニュースなどで、キャンプマナーの悪い報道を観る度に残念な気持ちになりましたが、地元の利用したことがあるキャンプ場が閉鎖に追い込まれるとは思っていませんでした。
せめて、私が利用するときは「来た時よりも美しく」を心がけないといけないなぁと強く思った出来事でした。
下記記事では「東海地方のキャンプ場」と「近畿地方のキャンプ場」をご紹介しています。
気になった方はぜひ読んでください。
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