焚き火で靴に穴が空いた!簡単に実践できる対策をご紹介

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キャンプと焚き火は切っても切れない関係ですが、私もついにやらかしました。

そうです。焚き火中に火の粉で靴に穴を空けてしまったのです。
焚き火で穴の空いた靴
そこで、火の粉から靴を守る方法を再確認しました。

方法は大きく分けて3種類です。

・火の粉を発生させない
・火の粉を靴に触れさせない
・火の粉に負けない靴を選ぶ

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

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火の粉が発生する原理

B-6君で焚き火の様子
そもそも、火の粉が発生する原理とはなんだろうか。

ボーっと生きてましたので、調べます。

どうやら、鍵となるのが薪や炭に含まれる「水分」です。

パチパチと音を立てる炎に薪をくべる…焚き火はそんなイメージがあります。

しかし、パチパチ音がする薪や炭は要注意!

「パチパチ」という音は、薪に含まれた水分が熱膨張し内部で破裂している音。

この「パチパチ」が多いほど、燃焼中の木材が飛び散り火の粉が発生しやすいと言えます。

キャンプ中の火の粉対策

風の強い日は焚き火をしない

これを読んでいる方には釈迦に説法ですが「キャンプの大原則」です。

風が強い日は火の粉が広い範囲に舞い延焼の原因になります。

自分だけでなく、他のキャンパーさんにも迷惑をかけてしまうので「風の強い日は焚き火、ダメ、絶対」 乂・д・)アカン!!

薪・炭は乾燥させる

焚き火の近くに薪を置く

薪をキャンプ場へ持参する時は、よく晴れた日に薪を日光に当てて乾燥させています。

焚き火に適していると言われる薪は一般に1~2年乾燥させた物なので、気休めかもしれません。

やってみるとこれも楽しいキャンプ準備の一環になっています。

また、キャンプ場で焚き火をする時は燃やす予定の薪や炭を焚き火台の近くに置いて乾燥させます。

焚き火台からの熱で、少しでも木に含まれる水分を飛ばすのが目的です。

また、「一度燃焼させた薪や炭」を再利用するのがおすすめです。

一度使用しているので、中の水分が少なく火の粉が飛びづらいです。

燃焼させた薪や炭は火消し壺を使うと再利用が簡単ですよ。

焚き火から十分に離れる

寒さに負けて、焚き火に近付いていく気持ちをグッと堪えると火の粉が待っているうちに鎮火し、無害になります。

私も靴に穴を開けた時は焚き火台を足で挟むように置いており、焚き火にかなり接近していました。

愛用しているB-6君のような小さな焚き火台は、足元に焚き火がくる為、要注意だったんですけどね…

さらに!東京消防庁の公式HP(消防豆知識)によると

火の粉といっても大きさはいろいろで、数ミリのものから数十センチメートルに及ぶものもあります。飛距離は、ふつうは50から200メートル位ですが、2キロメートル以上の遠くまで飛ぶこともあります。
東京消防庁の公式HP(消防豆知識)

家事と焚き火は規模が違いますが、火の粉は我々の想像を超える跳躍力を持っています。(°ロ°٥)

キャンプ場でそんな距離を取ることは不可能ですし、それは焚き火なのか?(o´_`o)ハァ・・・

靴の上に耐熱手袋・濡れタオルを置く

靴の上に耐熱手袋を置く
チェアに座って焚き火を楽しむのであれば、靴の上に耐熱手袋や濡れタオルを置き、火の粉が靴に当たるのを防ぎます。

濡れタオルは固く絞り靴が濡らさないようにします。

私は焚き火グローブとしているワークマンの革手袋を使っています。。

焚き火中は使用する頻度も高い為、足元に置いておくことで探す手間もなくなり一石二鳥です。

お座敷スタイルで靴を脱ぐ

御座敷スタイル
チェアに座らず、レジャーシートや毛布の上で過ごす「お座敷スタイル」なら、靴を脱いで自分の体の後ろに隠しておけます。

お座敷スタイルは火の粉の心配が少なくなりますよ。

難燃ポンチョなどを使用すれば服に穴が空くのを防げますしね。

私は難燃ポンチョを買えなかったので、膝掛けを代用して服を守る「小を捨てて大に就く」作戦です。

火の粉に強い耐火性に優れた靴を買う

ポリエステルなどの化学繊維は熱に弱く、火の粉が付着するとすぐに穴が空きます。

焚き火をする際は、耐熱性に優れた革を使用した靴、耐火処理が施された靴を購入する事をおすすめします。

様々な靴メーカーが製品を出していますが、耐火性能で選ぶなら「業務用」です。

ミドリ安全の「熱場作業用安全靴」は溶接の現場で使用される事を想定されており、焚き火の火の粉も耐えてくれます。

スニーカーのような歩き心地は期待できませんが、焚き火中に長時間歩き回る事はないので、無視できそうです。

諦める = 穴が空いても良い靴を購入する

焚き火で穴の空いた靴
私が選択したのが「諦める」という選択肢です。

今持っているスニーカーの中で、比較的安価で諦めがつくものをキャンプ用としました。

火の粉が飛び、穴が空いた時に履いていた靴です。

ここまで色々書いてきましたが結局、履き潰した靴を焚き火用と割り切ってしまうのが最強の対策ですね。

火の粉から靴を守る方法のまとめ

B-6君で焚き火
結論は、キャンプ時の靴はお気に入りよりも機能性で選びましょう。

おしゃれは足元からとは言いますが、焚き火をするなら穴空きは覚悟しないといけません。

お気に入りの靴に穴が空いた時のショックは計り知れません。

何よりおしゃれ靴はキャンプ場では動きにくいんです。

「キャンプ用」と割り切れる一足を持っておくことが、トラブルを減らしキャンプを心から楽しむ秘訣です。

下記記事では、私が実際に焚き火の時に使っている「焚き火台」、「革手袋」を紹介しています。

ぜひ参考に読んでみてくださいね。

他にも色々失敗しています。参考にしてくださいね。

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