焚き火台は『笑’s B-6君』を愛用していたのですが、やっぱり少し小さい。
一人焼肉などには最適ですが、焚き火鑑賞には限界を感じ、新しく「ベルモント TABI」を購入しました。
購入の決め手は以下の3点です。
・収納ケース付で持ち運びが楽ちん!
・最小構成パーツは5個で組み立て簡単
ベルモント TABIのスペック・特徴
使用時の特徴
使用時のサイズは237×360×170㎜です。
組み立てが簡単なので、取り付けの向きに迷うこともありませんでした。
耐荷重が15kgあるので、キャンプ場で販売している薪を2~4個くらい置いても安定感があります。
収納時の特徴
総重量は約423g、網と側板を外せば約298gとかなり軽量級ですね。
収納ケースが付属しているため、他の道具を汚す心配もありません。
ベルモント TABIを実際に使って分かったこと
以前の焚き火台がB-6君だったということもあり、「薪を小さくしないで済む」事に感動です。(o´罒`o)イヒヒ
チタン素材なので軽くて丈夫、しかも使うほどに綺麗な焼き色が付きます。
焚き火台として文句はないのですが、B-6君とは逆に調理は不向きな印象です。
詳しいメリット、デメリットは以下で紹介していきます。
ベルモント TABIのメリット
ソロキャンプに嬉しいコンパクトサイズ
直火禁止のキャンプ場が多く、焚き火台は今やキャンプのマストアイテムです。
綺麗な焚き火を作るには、使用時に大きく展開できる製品が良いですが、収納時サイズがネックになります。
TABIは使用時、収納時のサイズ感がソロキャンプにぴったりです。
チェアに座ると両足の間に収まる使用時、バックパックの背面にスッと入る収納時のサイズ感が気に入っています。
ファミリーでBBQ!には物足りないかもしれませんが、おひとり様にはこのサイズがちょうど良いのです。
大きな薪を綺麗に燃やす燃焼効率の高さ
TABIの底面には縦長の空気穴が空いており、ロストルが無くても綺麗に薪が燃えます。
地味に感動したのが、キャンプ場で買った大きめ薪にロゴスの着火剤1つで火がついた事です。
ロゴスの着火剤の性能にも驚きましたが、薪を追加しても綺麗に燃やし続ける燃焼効率の高さに一気に虜になりました。
綺麗な焼き色が嬉しいチタン素材
チタン製の焚き火だいは初めてでしたが、使用後の焼き色がとても綺麗ですね。
しかも、チタンはステンレスと比べて軽いので焚き火台としてメリットがたくさんあります。
ただし、値段が少しお高めな製品が多いんです。良い素材ゆえにお値段が張る。
しかし、TABIなら1万円ちょっとで買える…買えるんだ: (;’−’ ):
パーツ毎に別個販売のありがたさ
TABIのパーツはベルモントHPによるとアウトドア用品店か、メールで問い合わせすることで個別に購入できます。
ちなみに、各パーツのお値段は以下の通り。
火床 2,850円(税込価格¥3,135)
側板 500円(税込価格¥550)
脚 1,300円(税込価格¥1,430)
※各1個の価格になります。
(ベルモント公式HP参照)
せっかくなら永く使いたいと思ってるので、無くしたり、壊してしまったパーツだけを買えるのはとてもありがたいです。
ベルモント TABIのデメリット
使用後は熱で曲がる
火を使いながら、薪という重量物を入れるので使用後の火床は曲がっています。
曲げや反りは手で戻せますが、火傷防止のため火床が完全に冷えてからにしましょう。
火床の側面はR処理されていますが、かなり薄いので手を切らないように手袋をはめて組み立て、分解を行うのがベターだと思います。
焼肉など調理は違う焚き火台がおすすめ
追加パーツとして、焼き網も販売していますが個人的に調理には不向きな焚き火台と思ってます。
火と食材が近くなりすぎ、火加減の調整が難しい。
焚き火台自体の背が低いので、屈む形になって調理がしづらいです。
調理目的ならB-6君の方が使いやすいので、私は使い分けています。
灰落ち防止に焚き火シートを!
火床と側面に隙間があり、どうしても灰が地面に落ちます。
今は直火禁止のキャンプ場が多いですし、来た時よりも美しくの精神的にも焚き火シートと一緒に使った方が良いと思います。
私はロゴスの焚き火シートを使っていますよ!後片付けも楽になりますしね。
TABIの収納袋にも綺麗に収まるので、個人的にはベストな組み合わせです。
ベルモント TABIはどんな人におすすめ?
スリムな焚き火台といえば、ピコグリルと行きたいところでしたが、ちょっと予算オーバー。
類似品というかパチモノみたいな製品はたくさんありますが、心理的にうーんな感じがして手が出ませんでした。
ベルモントは国内メーカーなので信頼できそうと思って買いました。
サイズや作れる焚き火の綺麗さもあって買ってよかったと実感しています。
まとめると「ベルモント TABI」はこんな人におすすめです。
・スリムでコンパクトな焚き火台を探している
・ソロキャンプ向きの焚き火台を探している
ベルモント TABIのレビューまとめ
チタン製の焚き火台を探している方には第一候補におすすめです。
キャンプと聞いて想像する焚き火を簡単に再現できますし、チタン製なのに1万円ちょっと…はお得感がすごいです。
キャンプで焚き火とおつまみでお酒を楽しみたい方にピッタリじゃないでしょうか。私、お酒飲まないんですけど…
最後におすすめポイントと残念なポイントをおさらいします。
・収納時15mmとかなりスリム
・キャンプ場で買う薪をそのまま使える
・低さゆえに調理向きではない
下記記事では、私が使っている焚き火台「B-6君」と設置が楽な「折り畳み焚き火台」を紹介しています。
焚き火を楽しくするために行っている工夫は以下の記事からどうぞ!
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