こだわる程、荷物が増えるのがキャンパーの性ですが焚き火道具も例外ではなく増えていきます。
ここで紹介するのは私がキャンプする中で「最低限これだけあれば焚き火を楽しめるよ」という道具達です。
トランクの小さな車でソロキャンプをしている為、増えがちな荷物をまとめようとしていました。
そして焚き火道具を一つに収納させる為に辿り着いたのがツールボックスを使用した収納方法でした。
ここでは「焚き火に必要な道具」と「実際に収納している方法」をご紹介します。
自宅から持参する物
焚き火台
キャンプ場の多くは焚き火OKですが、地面の上で直接焚き火を行う「直火」ができるキャンプ場は限られています。
焚き火を行うための専用台を用意しましょう。
ソロキャンパーに大きな焚き火台は持て余すので、「持ち運び(収納性)」や「使い勝手」を重視するのがおすすめ。
名前の通り収納時にB-6サイズになり持ち運びしやすく、調理がしやすい焚き火グリルとしての側面が使い勝手を向上させます。
複数人で使うには厳しいですが、一人用と割り切ると使いやすい「お一人様専用焚き火台」です。
スターター
スターターと書くと格好良いですが、要は「マッチ」や「チャッカマン」といった火付け役です。
マッチ一本から焚き火を育てられるようになると焚き火ストに一歩近付いた気分になります。
慣れない内はチャッカマンを使ったり、ガズトーチを使用すると火をつけやすいです。
こだわりが出てきたら、ファイヤスターターという現代版火打ち石も検討したいですね。
革手袋(耐熱グローブ)
見落としがちなのが、手を保護する為の手袋。
うっかり台に触れて火傷をするのを防げます。
私はワークマンの激安「革手袋」を使用していますが、慣れてきたらアウトドアメーカーの耐熱グローブを検討してみてはいかがでしょうか。
火ばさみ(火箸)
焚き火台の中にある薪や炭を移動させる為に使用します。
複数人で使用する大きな焚き火台では長い火ばさみが必要ですが、ソロなら短い火ばさみもOK。
焚き火の中をガチャガチャするのは楽しいですよ。ρ(・ω・)イジイジ
私は100均(ダイソー)の「万能トング」を使用しています。
上述した焚き火台「B-6君」のサイドパネルの扉にシンデレラフィットします。
火消し壺
焚き火で薪を燃やし尽くせれば一番良いのですが、毎回燃やせるとは限りません。
そこで燃え残った炭を保管するのが「火消し壺」です。
燃えている炭を耐熱性に優れた容器に入れて、密閉する事で消火します。
また、炭の再利用ができるので経済的です。
バケツ
火を扱う為、緊急消火用で水は準備しておきたいです。
キャンプ場で延焼している様子は見た事がありませんが、「もしも」に備えるのは大切です。
漏れたオイルは新聞紙に吸わせて、焚きつけにできますしね。
キャンプ場で手に入る物
薪・炭
受付で薪や炭を販売しているキャンプ場もあります。
近所のホームセンターで購入できない地域の方にはありがたいサービスです。
価格はキャンプ場によって様々ですが、300円から800円くらいが多いです。
私は近所のホームセンターで薪も炭も購入して持参します。
焚きつけ
焚きつけとは火起こしの薪に火が燃え移るまでに使う材料です。
松ぼっくりや小枝、乾燥して茶色くなった松の葉などはキャンプ場に落ちている物を使うのもありです。
なんかプロっぽいですしね。どれも乾燥している物が焚きつけに適しています。
薪や炭と一緒に着火剤を販売しているキャンプ場もあります。
(薪を販売していても着火剤は販売していない場合があります。)
今はまだ「こだわり」よりも「実用」です。(。-∀-) ニヒ♪
キャンプ場の情報は事前にチェック
薪や炭は販売していないとキャンプ場もあります。
湖畔や河原のキャンプ場では焚きつけとなる材料が落ちていない事もあります。
キャンプ場にいく場合は事前にキャンプ場の公式HPやブログを確認するのがおすすめです。
当サイトも実際に行ったキャンプ場について紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
焚き火道具の収納術
薪・炭が一番場所を取る
焚き火道具で一番スペースが必要なのが薪と炭。
これらは小さくする事はできませんし、少なすぎると焚き火を楽しむ事ができません。
現地調達できれば一番良いのですが、それができないキャンプ場もある。
そこで、おすすめなのが焚き火道具と薪・炭を収納できるツールバッグ(工具袋)です。
ツールバッグにスッキリ収納
ツールバッグはホームセンターなどで購入できるものでOK。
中央に大きさな収納スペース、周りに小さなポケットがある物がおすすめです。
中央部に薪を入れて、周りのポケットに焚き火道具を入れると片手で持てる焚き火セットの完成です。
真ん中には薪と炭を中に入れた火消し壺を入れ、サイドポケットに焚き火台(B-6君)、調味料、洗剤&スポンジを入れています。
このツールバッグを見つけた時の感動は「キタ━━ヽ(*・∀・*)ノ━━!!」と半端なかったですね。
E-Valueは藤原産業株式会社というDIY工具の専業商社のブランド。
明治30年(1897年)創業の老舗メーカーでした。すごい。
焚き火に必要な道具と収納術のまとめ
焚き火の道具は意外にバラバラになりがちですし、煤が付くので1つにまとめるのが便利です。
ツールボックスは耐久性も高く、穴が空きにくいのでおすすめです。
デイキャンプの時などはこれだけを持って焚き火をする事ができます。
皆さんの焚き火スタイルにピッタリなツールバッグがあるはずですよ!
下記記事では「焚き火台」、「革手袋」、「焚き火中の火の粉対策」を紹介しています。
ぜひ参考に読んでみてくださいね。
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