間違えたくない寝袋の選び方!見落とせない3つのポイント!

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寝袋選びはキャンプの快適性を左右する重大なポイントです。

私も初めて購入した寝袋を買い換えたくて仕方がありません。

寝袋はキャンプ道具の中でも高価な部類なので、永く使える製品選びが重要です。

初心者でもわかりやすい、寝袋選び3つのポイントをご紹介します。

・最低使用温度(快適使用温度)
・マミー型 or 封筒型
・化学繊維 or ダウン

それぞれの特徴をご紹介します。

自分に合った寝袋探しにご活用ください。

最後に、寝袋といえば…というメーカー紹介もあります。

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寝袋の選び方1:使用温度で選ぶ

気温計
寝袋には「快適使用温度」と「限界使用温度」があります。

快適使用温度は表記気温で快適に過ごせる温度です。

限界使用温度は表記気温で工夫次第で使用可能です。

特に重要なのは限界使用温度です。

夏用であれば「5〜10℃」、秋冬用であれば「-5℃以下」を選びましょう。

快適使用温度は限界温度「+5℃」とされています。(余裕を持つなら+10℃)

その為、無雪地帯であっても冬の使用では最低気温0℃でも対応できる「-5℃」以下がおすすめです。
訪れる予定のキャンプ地の最低気温を調べておく事も寝袋選びでは重要です。

使用温度のまとめ
・快適温度 = 限界温度+5℃
Ex.)最低気温0℃の場合、-5℃以下の寝袋がおすすめ

寝袋の選び方2:寝袋の形で選ぶ

寝袋には大きく分けて2つの形があります。

使い勝手が良い、低価格:封筒型
通年利用ができ、高機能:マミー型

2種類の寝袋で大きく異なる点は2点。

保温性」と「価格」です。

・価格  封筒型:◎、マミー型:△
・保温性 封筒型:△、マミー型:◎

まずは、封筒型の特徴をご紹介します。

寝袋の形の選び方:封筒型の特徴

封筒型は、普通の掛け布団が二枚縫い合わされた中に入って眠る感じです。

体と寝袋の間に隙間ができ、保温性が損なわれる為、夏用シュラフ向きです。

封筒型は冬用シュラフのラインナップが少ないのも難点です。

しかし、夏用シュラフであれば3,000円あればアウトドアメーカーの製品も購入できます。

冬用マミー型の10分の1以下です。

春から夏にキャンプを始める場合は、封筒型がおすすめです。

封筒型のまとめ
・普通の布団のように使える
・隙間ができるので風通しが良く涼しい(夏向き)
・秋冬用の製品は少ない

寝袋の形の選び方:マミー型の特徴

ロゴスインフレートマットを使っている様子
マミー型は、体全体が寝袋と密着するようになっており、保温性が高いです。

しかし、価格も青天井の製品です。

比較的安い、化学繊維素材でも1万円〜 ですし、ダウン素材になると5万円〜 必要です。

氷点下以下の使用も想定された製品、ダウン素材であれば2Lペットボトルほどに圧縮できる等、高機能な製品が多いです。

秋冬にキャンプを行うならマミー型一択です。

夏に使用すると、保温性の高さから地獄を見ることになります。(登山使用は別)

マミー型のまとめ
・高機能・高価格
・体と密着する為、保温性が高い(秋冬向き)
・ダウンと化学繊維で収納性が異なる

寝袋の選び方3:中綿の素材で選ぶ

寝袋の中綿に使われる素材はダウン(羽毛)と化繊(ポリエステル)の2種類です。

・ふかふか、圧縮性に優れる:ダウン
・洗濯可能で、リーズナブル:化繊

2種類の中綿の大きな違いは「価格」と「携帯性」です。

価格:ダウン△、化繊◎
携帯性:ダウン◎、化繊△

まずは、化繊の特徴をご紹介します。

寝袋の中綿の選び方:化繊の特徴

化繊のイメージ
寝袋に使用される化繊はポリエステルです。

衣服にも使用される素材で、寝袋も洗濯可能な製品が多いです。

夏場は寝袋内で汗をかくので、洗濯可能でいつでも清潔に使用できる化繊は便利です。

価格もダウンと比較するとリーズナブルで5分の1から10分の1で購入できます。

しかし、重量はダウンの約2倍、圧縮性に劣るなどの特徴があります。

中綿の量が少ない夏用寝袋では問題になりにくいですが、冬用になるとダウンとの差が大きくなります。

化繊のまとめ
・圧縮性、重量ではダウンに劣る
・洗濯可能な為、汗をかく季節向き
・リーズナブルな価格帯で買いやすい

寝袋の中綿の選び方:ダウンの特徴

羽毛のイメージ
ダウンは空気を多く含み、圧縮性に優れ、使用する際はふかふかとしています。

コンプレッションバックを使用する事で、さらに持ち運びがしやすくなります。

反面、水濡れに弱く、選択の際は専用の洗剤が必要だったりメンテナンスが重要です。

化繊に比べ圧縮性に優れるダウンは携帯性に優れます。

冬用の寝袋は中綿が多く必要となるので、その差は歴然です。

また、高機能製品が多くなるので、保温性能が高い製品も多くラインナップされています。

しかし、問題はその値段です。およそ、5〜10万円が必要です。

数あるキャンプ道具の中でもテントについで高価な買い物になります。

ダウンのまとめ
・高圧縮、軽量で携帯性に優れる
・高価格帯商品が多く、買いにくい

寝袋といえばこのメーカー

私個人の偏見に塗れた「〇〇」といえばこのメーカーのコーナーです。

寝袋といえば、「mont-bell(モンベル)」、「NANGA(ナンガ)」、「ISUKA(イスカ)」です。

それぞれの代表製品を紹介します。

どれも「いつかは使いたい!」という製品です!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

mont-bell(モンベル ) ダウンハガー800


モンベル といえば、南極観測隊の寝袋に採用された「ダウンハガー」が有名です。

オレンジ色の寝袋が印象的ですよね。

NANGA(ナンガ) オーロラ750

NANGAは国内生産、永久保証付きという圧倒的な品質のこだわりがあります。

初期費用は大きくなりますが、永く愛着を持って使い続けられそうです。

ISUKA(イスカ) エア 900SL

登山経験のある方ならご存知のシュラフ(寝袋)専門メーカーです。

最低使用温度-30℃のデナリなど、雪中キャンプ、登山泊に欠かせない存在です。

寝袋の選び方まとめ キャンプスタイルに適した寝袋を!

寝袋はキャンプ道具の中でも1、2を争う重要アイテムです。

テントが飛ばされて、寝袋だけになってしまうことも考えると妥協できないキャンプ道具です。

そうでなくても、キャンプ中に過ごす時間が最も長い場所になりえます。

秋冬キャンプは生死に直結してくるので、最後までこだわり抜いて購入しましょう。

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