キャンプや登山で使うアウトドアマットは大きく分けて3種類あります。
「エアマット」、「発泡マット」、「インフレーターマット」です。
この記事では「発泡マット」に注目、アウトドアメーカー3社・5種類のマットを紹介します。
キャンプ用発泡マットの特徴
・約400gと軽量で持ち運び易い
・パンクを気にせずハードに使える
ウレタンやポリエチレンに空気を含ませ、断熱性とクッション性を確保したアウトドアマットです
発泡マットはパッと使えてサッと仕舞える、誰でも簡単に使えるキャンプ道具の一つです。
扱いやすい反面、収納性は「エアマット」と「インフレートマット」に劣ります。
発泡式マットはバックパックの中に入れるのではなく、外付けする事が多いので、デメリットになりづらいですね。
比較検討したキャンプ用発泡マット
全ての商品を購入・使用した評価記事ではありません。各メーカーのカタログスペックを参考に比較します。
寝心地やブランド力など数値化できない魅力はぜひコメント欄で教えてください。
トップの性能は赤、次点の性能は青になっています。
製品名 | 重さ | 収納サイズ | 体積 | 使用サイズ | R値 | 素材 |
---|---|---|---|---|---|---|
THERMAREST Zライトソル![]() |
410g | 51×13×14cm | 約9.3L | 183×51×2cm | 2.0 | ポリエチレン |
THERMAREST Zライト![]() |
410g | 51×13×14cm | 約9.3L | 183×51×2cm | 1.7 | ポリエチレン |
NEMO スイッチバック![]() |
415g | 51×13×14cm | 約9.3L | 183×51×2.3cm | 2.0 | ポリエチレン |
CAPTAINSTAG EVAフォームマット ![]() |
270g | 56×13×12.5cm | 約9.1L | 182×56×2cm | 記載なし | ポリエチレン |
CAPTAINSTAG シルバーキャンピングマット〈S〉 ![]() |
295g | 記載なし | – | 180×60×0.8cm | 記載なし | ポリエチレン |
発泡式マットは「THERMAREST(サーマレスト)」「NEMO(ニーモ)」「CAPTAINSTAG(キャプテンスタッグ)」の3社の製品を比較しました。
多くの人が紹介するように、「サーマレスト」と「キャプテンスタッグ」が定番です。
キャプテンスタッグから銀マットも出ていますよ!
THERMAREST Zライトソル
使用時:183×51×2cm
重量:410g
R値:2.0
定価:6,820円
発泡式マットの購入を考えた時に一番最初に頭に浮かんだ製品。
アルミ蒸着を施して断熱性を20%向上させ、R値2.0になっています。
熱反射板が体温を反射し、保温性を高める「サーマキャプチャーテクノロジー」を採用しています。
「CAPTEINSTAG EVAフォームマット」と並んで、発泡ウレタンマットの定番商品です。
THERMAREST Zライト
使用時:183×51×2cm
重量:410g
R値:1.7
定価:6,160円
ZライトはZライトソルの原型とも言えるモデルです。
耐久性のあるフォームは場所を選ばず使う事ができます。
ただし、約600円の差額を考えるとZライトソルを購入する人が多そうですね。
廉価版で良いなら、キャプテンスタッグのEVAフォームを買います。
NEMO スイッチバック
使用時:183×51×2.3cm
重量:415g
R値:2.0
定価:7,150円
卵の容器によく似た六角形の凹凸が快適な寝心地と収納性を実現しています。
数字で見るとZライトソルと同じ収納サイズでありながら、使用時の厚みが2.3cmと0.3cm厚くなっています。
裏面に熱を反射するサーマルフィルム(銀色)を使用しており、地面からの冷気を遮断。
マットの厚みは快適性に直結する為、快適な寝心地を追求する人におすすめです。
CAPTAINSTAG EVAフォームマット
使用時:182×56×2cm
重量:270g
R値:記載なし
定価:6,050円
発泡マットと言えばこの製品!というくらい定番商品です。
比較検討した製品で最軽量270gで、バックパックに取り付けた時にバランスを取りやすいのも魅力です。
他製品より収納時の横幅が5cm長いですが、使用時のマット幅も5cm長くなるのでトレードオフですね。
定価は6,000円ですがネットショップなら2,000円程度で購入できます。
CAPTAINSTAG シルバーキャンピングマット〈S〉
使用時:182×56×2cm
R値:記載なし
定価:1,650円
最強のコスパを誇る通称「銀マット」。
アウトドア用品店に行かなくてもホームセンターで購入できるお手軽アイテムです。
お花見やピクニックで活躍していたけど、今は使ってないという物が家に転がっていませんか?
体のサイズに合わせて、ハサミで切ればコンパクトになりますよ!
発泡マットのマイチョイス「CAPTEINSTAG EVAフォームマット」
決め手は「価格」と「重量」です。
メーカーの希望小売価格5,500円に対して実勢価格2,200円と高コスパ。
6,000円以上のマットを検討すると発泡式マットよりもコンパクトに収納できる「インフレーターマット」に手が届く価格帯になります。
私は発泡式マットをゴツゴツした岩場で椅子にしたり、タフにハードに使いたいのです。
樋口一葉を超える値段の製品を、多少破れても問題ない言える器量はありません。
そんな私のツボをバッチリ抑えてくれた「CAPTEINSTAG EVAフォームマット」を発泡マットのマイチョイスとします。
以下の記事では、「エアマットの比較」、「インフレーターマットの比較」を紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
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