【川湯温泉 仙人風呂レポート】これぞまさに天然温泉。開放感と野生を肌で感じる露天風呂!

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和歌山県田辺市にある 「川湯温泉」。

その名の通り、川の近くに源泉が湧き出しています。

川湯温泉の名物は、冬季限定の「仙人風呂」です。

今回は川湯野営場 木魂の里でキャンプをした二日目に、仙人風呂に入ってきました。

川の中で温泉に入るという不思議な体験ができました!

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川湯温泉・仙人風呂の基礎情報

仙人風呂の看板

名称川湯温泉 仙人風呂
住所和歌山県田辺市本宮町川湯温泉内
電話番号0735-42-0735 (8:30~17:00):熊野本宮観光協会
入浴料無料(運営募金箱有り)
駐車場無料 約36台
泉質ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉 73゚C
効能神経痛、糖尿病
注意点水着必須・混浴・石鹸類使用禁止・更衣室あり(男女別)
公式HP熊野本宮大社公式HP「川湯温泉 仙人風呂」

仙人風呂へ入って良かった点

自然との距離感が近いから一体感が半端ない

仙人風呂への橋
仙人風呂は熊野川の支流「大塔川」を堰き止める形で、お風呂が作られています。

四方はコンクリートで補強されていますが、 底は石や砂利で本当に川です。

北を向けば、ホテルや旅館が立ち並びその後ろに山が見える温泉街の景色。

南を向けば、河岸の緑と感覚としては 「暖かい川」 に入っている感じです。

40度前後に調整されたお湯が冷えた体を温めてくれる

川湯温泉の源泉
熊野本宮観光協会HPの 「川原を掘ればたちどころにお湯が湧く!」 通り、ずっと同じ場所だとお尻が熱くなってきます。

よくみると、 「ふつふつ」と泡が発生しており、川底から温泉が湧いているのを見る事ができます。

面白いのが、お風呂の場所によって温度が少し違います。

全体的に40度前後に調整されています。

ずっと入っていると熱い場所、ぬるま湯でいつまでも入っていられる場所。

自分の好きな温度の場所を探し当てる宝探しの感覚が湧いてきます。

均質化が善とされる世間に置いて「ばらつき」がある事がだけでも「趣(おもむき)」を感じませんか。

男女別の更衣室があるから着替えが安心

仙人風呂の更衣室外観
川のど真ん中にあるお風呂なので、 自然と気になるのが更衣室の問題で す。

仙人風呂を利用する人向けに、車36台駐車可能な駐車場男女別々の更衣室が設置されています。

更衣室は外観・内装共にとても綺麗で、使いやすいです。
仙人風呂の更衣室の内装
車で日帰りで楽しみたい場合でも着替えの心配をしなくて良いのはありがたいです。

お風呂も更衣室も無料

入浴料、更衣室、駐車場の利用が無料です。

仙人風呂の衝立に「募金箱」があるので、金銭的に余裕がある人は存続のためにも、少しお小遣いを割いてみませんか。

早朝から夜遅くまで入浴が可能

仙人風呂の 営業時間は朝6:00から夜10:00までと、かなり長い間入浴する事が可能です。

キャンパーにとっては早朝から入浴できる場所というのはありがたく、私も7時頃に入浴させてもらいました。

流石に早朝だと、入浴客は少なく同じキャンパー2人(男性)と、ホテルから出てきたであろう浴衣の男性しかおらず、ほぼ貸切で満喫できました。

朝霧深い熊野の山々を見ながら、温泉に入ると自分が仙人になったかのような気分に浸れます。

毎週土曜日には「湯けむり灯篭」という催しがあるので、夜の方が賑わっているのかもしれません。

仙人風呂を利用する際の注意点

仙人風呂の注意書き

更衣室からお風呂まで遠い

更衣室から仙人風呂までは 歩いて約5分かかります。

たかが5分なのですが、仙人風呂の開催期間は疑いようのない冬!

お風呂に入った後はまだ大丈夫ですが、お風呂に行くまでがかなり寒いです。

暖冬と言われた2019年12月ですら、水着一丁では風邪をひくと感じました。

男性であれば、下は水着で上は長袖のヒートテックと羽織物。

女性であれば、水着の上から着れる大きめの服を着て、お風呂まで向かった方が良いです。

大きめのバスタオルを持って行き、お風呂上がりに体の水気を拭っておくと気化熱で体温を奪われませんので、試してみてください。

更衣室は鍵付き個別ロッカーではない

管理人は男性なので、男性用更衣室のレポートになります。

男性用更衣室は、木製の棚がドーンと置いてあるだけで、着替えを入れておく籠なんかもありませんでした。

更衣室自体には扉はありますが、鍵は無いので扉の開閉状態で使用中かどうかを見極めましょう。

お財布やスマートフォンなどの貴重品は車の中で保管が一番です。

河川で混浴だから水着必須

仙人風呂では 水着の着用が必須です。

男女共用の混浴風呂なので、最低限のマナーとして水着を着て入浴しましょう。

あくまで、河川の一部なので 裸での入浴は禁止されています。

水着を忘れてしまったら、「川湯温泉公衆浴場」という公衆浴場もあるのでそちらを利用しましょう。

料金 が大人(中学生以上)250円、小人130円と激安です。

仙人風呂が開催されていない夏場に訪れた時、利用するのもありですね。

シャワー等の洗い場は無い

温泉に川の水を引き込んだだけですので、シャワー等の洗い場はありません。

そして、当然ですが 石鹸類の使用は禁止です。

利用規則に従って、楽しく温泉に入りましょう。

まとめ 自然に溶け込む真の露天風呂

仙人風呂の外観
露天風呂として、これ以上の場所はないでしょう。

景色の良さや、温泉の質は探せば上があるでしょうけれど、自然の中で入浴できるという点ではオンリーワンでナンバーワンでしょう。

適度に整備された環境でありながら、自分も自然の一部に慣れたかのような感覚。

熊野本宮大社も近いので、熊野本宮大社近くに起こしになった時は、ぜひ川湯温泉立ち寄りましょう。

川の中の温泉という非日常、珍しい体験ができました。

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