買ったばかりのピカピカのテントはいつ見ても嬉しくなります。
お気に入りのテントを満足行くまで使う為にはどうしたら良いのか?
ここでは私が実践している「テントを買ったら最初にやる事」と「テント保管のコツ」をご紹介します。
テント購入後にやること
内容物の確認
まず道具が揃っているか、不具合がないかを確認します。
ポールは継ぎ合わさるか、ペグの本数があっているかなど細かいようですが大切です。
いつもの買い物ではしませんが、キャンプ道具は高価なので購入したら必ず行います。
今まで不具合のある製品に当たったことはありませんが、購入直後なら返品対応をしてもらいやすいので内容物の確認はマストです。
陰干しと防水スプレーの吹き付け
テント生地の穴あきの確認も兼ねて、防水・撥水スプレーを吹き付けます。
防水スプレーは汚れが少ない状態に吹きかけるのがベターなので、購入直後に吹きかけています。
私はロゴスの強力防水スプレーを使っています。
フッ素系スプレーの為、テント生地を選ばず使用でき、油や汚れの付着防止にもなります。
大型テントにも使える容量(420ml)なので、ソロ用テントなら十分です。
濡れやすいフライシート、汚れやすいインナーテント底部に吹き付けます。
デイキャンプで試し張り
設営時間が把握できなかったり、持っていくペグが少ないというトラブルを防ぐ為に行います。
ペグダウンせず立ち上がるテントは室内で行います。
難しいのは大型テントや非自立タイプのテントの試し張りです。
タープ使用可能な場所は、宿泊しない試し張りはOKかと思います。
不安な場合は、河川事務所などに確認した方が良いです。
岐阜県には無料キャンプ場が2つあるので、私はそこで試し張りしています。
宿泊キャンプぶっつけ本番で設営する時は、自分が一番立てやすいテントを保険として持っていきます。
テント保管のコツ
テント保管最大の敵は「カビの発生」です。
カビの発生しやすい環境は以下の通りです。
・気温が25〜30℃
・汚れ(カビの栄養)が豊富
一度カビが発生すると処理が大変ですし、精神的なダメージも大きいです。
カビの発生を防ぐ為に私が行っているテントの保管方法をご紹介します。
使用後は完全に乾かす
帰宅後できるだけ早いタイミングでもう一度、テントを干します。
キャンプ場でもある程度天日干ししますが、完全には乾燥できません。
経験則ですが、天日干しなら約1.5時間、陰干しなら1時間ほど広げた状態で物干し竿にかけておきます。
サラサラとした手触りが戻っていればOK、水気を感じるようであれば30分後くらいにもう一度様子を見ます。
天日干し、陰干しどっちが良い?
私見ですが、どちらでも良いです。
陰干しの方がテントに与えるダメージが少なそうだと思っていましたが、よく考えれば晴れたキャンプ場で野晒しにしています。
いまさら1時間や2時間直射日光に当てたところで寿命は短くならない!
ならば、悩んでしまい干さないよりも、天日干し、陰干しどちらでも良いので「完全に乾かす」方がテントの寿命は延びるという結論に至りました。
よく晴れた日は天日干しの方が早く乾くので、私は天日干しすることが多いです。
保管時の湿度を下げる
部屋全体を管理するのは大変なので、私はそれぞれの収納袋の中に除湿剤を入れています。
お菓子の袋の中に入っているアレ(シリカゲル)です。
ただ、シリカゲルは袋が破れたら掃除が大変だったので、今は珪藻土スティックにしています。
口に入れても無害で安全かつ、ニトリなどの家具屋さんでも手に入る素材です。
使用後の汚れを落とす
キャンプから帰ってきたら、できるだけ早いタイミングで汚れを落とします。
キャンプ場で掃除するのがベストですが、1人で撤収しているので時間が足りません。
朝露などで濡れた水跡が残っていることが多く、拭き取り必至です。
自宅の方がゆっくり掃除できるという理由もあります、
汚れは悪臭の原因にもなるので、洗車クロス(マイクロファイバー)で気になった汚れを拭いています。
ソロ用テントなら30分もかからないので、キャンプ帰りで汚れた車も一緒に洗車しています。
使わない時も月1で陰干し
保管袋に入れたままでは虫が寄ってきたり、カビが発生していないかの確認も兼ねて行います。
陰干しなら約1時間、天日干しなら約30分程度を目安にしています。
汚れは軽微なので軽く叩いて、ホコリを落とすくらいです。
風がないよく晴れた日が干しやすくておすすめです。
高い買い物だから大切に使いたい
テントは高額なキャンプ道具です。
あれこれ悩んで、清水の舞台から飛び降りたのに使い捨てでは忍びないです。
ソロ用テントなら2時間ほどで終わります。
今度の週末はキャンプ道具のお手入れをしてみてはいかがでしょうか?
ではまた!
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