ソロキャンプでよく使用されるテントの特徴から、おすすめのソロキャンプ用テントをご紹介します。
ソロ用テントはどんな種類があるの?
ソロ用テントは大きく分けて4種類あります。
- ドーム型テント
- ワンポールテント
- パップテント
- タープ一体型テント
自分のキャンプスタイルを見つけるために、それぞれの特徴を抑えておきましょう。
ソロ用ドーム型テントの特徴
- 軽量コンパクトな収納サイズ
- 4種類のテントで一番風に強い
- リビングスペースは工夫が必要
ソロ用のドーム型テントは登山用製品が多く、軽さとコンパクトな収納サイズが魅力です。
設営難度も易しく、初心者でも手早く設営できる製品が多いです。
反面、居住スペースが狭く眠る時だけテントの中で過ごすという使い方になります。
基本的には「寝室」となるため、日中快適に過ごすならタープが必須です。
ドーム型テントはこんなソロキャンプ
タープは既に所持or購入予定
荷物を減らしたULキャンプ
テント内は睡眠と着替えだけに利用し、日中はテント外で過ごすというスタイルがおすすめです。
風に強いドーム型テントなら、夜中の急な天候悪化でも安心です。
また、超軽量な山岳テントを購入すれば、荷物を減らしたUL(ウルトラライト)キャンプもできます。
実際のキャンプ場では、キャンツー(キャンプ場までバイクでツーリング)の人がよく使用しているように思います。
ソロキャンプのドーム型テントのおすすめ
ドーム型テントの定番商品「Coleman(コールマン) ツーリングドームST」です。
使用人数は1~2人となっていますが、サイズとしては大人1人+荷物になりそうです。
別売りのキャノピーポールを使えば、前室ができ、拡張性もあります。
私は「ロゴス ソロドーム(カモフラ)※生産終了」を使用していますが、前室が無い不便さを感じているので、別売りとはいえ合計2万円で前室付きのドーム型テントならアリだと思います。
とにかく軽いテントが良いよ!という場合は「Naturehike(ネイチャーハイク) CloudUp2」がおすすめです。
製品重量が2kgを切る(約1.7kg)ので、荷物を小さく、軽くしたい人向けです。
CloudUp2も2人用テントとありますが、荷物の収納も考えるとソロ用だと思った方が良いです。
ソロ用ワンポールテントの特徴
- 雰囲気抜群なトンガリ屋根
- ポールを立てるだけ!簡単設営
- ペグダウンが設営のキモ
名前の通り、テントの中心にポールで一本立てるテントです。
テントと言えば、この形というイメージが強いかもしれません。
シートをペグで固定し、ポールを立ち上げるだけなので、設営も簡単です。
ドーム型同様、前室がないのでタープも一緒に欲しくなると思います。
ワンポールテントはこんなソロキャンプ
タープは既に所持or購入予定
キャンプの雰囲気を高めたい
ワンポールテントはレイアウトの自由度がかなり高いテントです。
大きなサイズのテントであれば、テント内にリビングルームを作ることも可能です。
しかし、収容人数が1~2人程度のテントだとスペースがなく眠るだけの空間になりがちです。
ソロキャンプで使うとしても、3~5人用の大きいテントをおすすめします。
ソロ用ワンポールテントのおすすめ
広めのワンポールテントを探している人は「DOD(ディーオーディー) ワンポールテントM」がおすすめです。
頂点部の高さが200cmあり、テント内の空間を広く感じるでしょう。
5人用とありますが、ワンポールテントはデッドスペースが多いので意外とソロ向きです。
冬用にスカート付きなら「BUNDOK(バンドック)ソロティッピー」がオススメです。
フラップが付いているため、目隠しと日陰も作れ、TC混紡なので火の粉にも強いです。
写真は私が使っている「テンマクデザイン パンダテント(レッド)」です。
軽くて、設営が簡単なのは魅力的ですが、スカートがなく風が強い日や秋が深まってくると寒さを感じます。
ソロ用パップテントの特徴
- 実用性に重視な無骨なデザイン
- 1人用の前室として十分なスペース
- 寝室とリビングスペースが共同
アメリカやドイツ軍などで支給されていたテントで、野営に使いスタイルが実現できます。
三角柱を横倒しにしたデザインで、キャノピー(=庇(ひさし))を跳ね上げ、リビングスペースとなります。
就寝時はキャノピー降ろすので安心です。
パップテントはこんなソロキャンプ
野営的なクラシカルスタイル
林間サイトが似合う無骨さ
軍用から転じたこともあり、実用性が高く野営感が高いです。
構造もシンプルで設営も簡単にできます。
カスタムできる要素も多いので、DIY好きな方にもおすすめです。
ソロ用パップテントのおすすめ
コスパに優れた「BUNDOK(バンドック)ソロベース」がおすすめです。
インナーテント、跳ね上げ用のポールが付属し、伝統的なスタイルを維持しながら使いやすさも備えています。
2万円前半とは思えない程、完成度の高いテントです。
座った状態で何でも手が届くサイズ感が気に入り、私のメインテントになっています。
寒い時期に使いたい!という場合は、サイドウォールとスカート付きモデルがおすすめです。
ソロ用タープ一体(前室付き)テントの特徴
- ・広いリビングでゆったり過ごせる
- ・タープとテントが一体なので身軽で時短
- ・収納サイズが大きく、設営もコツがいる
広々としたリビングルームが特徴的なテントです。
タープとテントが一体となっているので、設営が一度に終わるのも良いですね。
しかし、通常のタープと同じく風の影響を受けやすいので風の予報を確認しておくと吉です。
タープ一体型テントはこんなソロキャンプ
手軽にタープ環境を手に入れる
積載量にゆとりがオートキャンプ
開放的なリビングルームをこだわりのキャンプ道具でレイアウトしましょう。
キャンプ道具を並べて置きたい人や、おしゃれなサイトを作りたい場合におすすめです。
収納時のサイズが大きいのが玉に瑕ですが、トランクルームの小さい車でも一人分の荷物に追加することはできます。
ソロ用タープ一体テントのおすすめ
広いリビングスペースと完成されたデザインの「snow peak(スノーピーク)ヘキサイーズ1」がおすすめです。
実際に使っていますが、一言で言うならオシャレ。
ただお洒落なだけではなく、後室に荷物用のスペースがあったり、濃い影を作るタープ部分など機能的でもあります。
風には弱いですが、他のテントとは一線を隠すユニークなデザインも魅力的です。
2ルーム型に近いテントなら「DOD(ディーオーディー) ライダーズタンデムテント」がオススメです。
ヘキサイーズ1は良くも悪くもピーキーなテントなので、初めてのテントにはおすすめしにくいのです…。
タンデム(二人乗り)と言う名前通り、テント内は二人分のスペースがあり広々使えそうです。
まとめ
テント選びはキャンプスタイルを決定づける重要なファクターです。
自分のスタイルに合ったテントを選ぶと不思議としっくりくるんですよね〜(´∀`)
私も雑誌やインスタグラムなどで、キャンプスタイルを参考にしながら理想のキャンプを目指しています。
以下に、私が実際に使っているテントの詳細を紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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