【菖蒲が浜キャンプ村レポート】日光でキャンプするなら外せない湖畔キャンプ場

菖蒲が浜（しょうぶがはま）キャンプ村は栃木県日光市にある湖畔キャンプ場です。

男体山と中禅寺湖の景観が素晴らしいキャンプ場でした。

ここでは「菖蒲が浜キャンプ村」の特徴と存分に楽しむ秘訣をご紹介します。

（2022年10月に利用させていただきました。）

菖蒲が浜キャンプ村の基本情報

張幅3ｍを超える大型テントは2,000円、タープ1(張/日)…1,700円（税込）

利用料金は公式サイトに明記されており、わかりやすかったです。

予約とキャンセル

利用は当日現地申請です。ネット予約、電話予約ともに不要です。

当日、キャンプ場に空きがあれば利用できます。

人気のキャンプ場なので、平日に利用する際もアーリーチェックインを利用するのをおすすめします。

アーリーチェックインの時間は菖蒲が浜キャンプ村のTwitterから確認できます。大体、前日には告知されています。

チェックインとチェックアウト

チェックインは13:00~18:00（9・10月は17:00）、チェックアウトは11:00です。

デイキャンプでの利用は、10:00~15:00（1,500円）です。

管理人はおじさまとお兄さんがいます。初めての利用でしたが世間話ができるくらい、とても話しやすい、気さくな方々でした。

チェックイン後、利用上の注意点が書かれた紙がもらえるので、一読。

菖蒲が浜キャンプ村の場内

管理棟（受付）

チェックインの受付を行います。管理事務所内で、薪を販売しているので、必要な場合は購入しましょう。

私も薪（小）700円を購入しました。

チェックイン後、黄色のリストバンドを渡されます。

「キャンプ場利用の人かを見分けるためのものですので、翌日のチェックインまでは着用をお願いします。」とのこと。しっかりと手首に巻きつけておきましょう。

サイト区画

湖畔サイト

目の前を遮るものは何もない中禅寺湖を一望できるサイト。

菖蒲が浜キャンプ村に来たら、絶対に利用したいと思っていたので大・満・足☆

眺望は最高。湖畔キャンプならではの景色を楽しめますよ〜！

隣のサイトとの境界は無く、遮蔽物も無いのでお互いに配慮は必要。

林間サイト

区画同士は木々で区切られているので、個人のスペースを大切するなら、こちらがおすすめ。

私も、次回行けたら林間サイトを利用してみたい。

駐車場

管理棟の100m手前に第一駐車場があります。

キャンプ場を知らせる看板が見にくいので、通り過ぎないようの注意です。

第一駐車場入り口の反対側には少し広めの第二駐車場があります。

こちらの看板はとても見つけやすい！

管理棟へ行くには片側1車線の道を越えないといけないので、できれば第一駐車場に停めたいですね。

第一駐車場から管理棟までは約100mあります。

車両侵入禁止ですので、お間違いなく。

リヤカー

荷物の運搬には、管理棟前のリヤカーが利用できます。

駐車場からサイトまで距離があるため、大変助かります。

ソロキャンプの荷物なら1回で運べます。利用者が多いので、運搬後は速やかに返却。

炊事棟

炊事等はステンレスシンクのよくあるキャンプ場の炊事場です。

お湯は出ませんが、かなり綺麗に管理されていて、気持ちよく利用できます。

ただし、電灯がないので夜に洗い物をするときにはランタン必須です。

トイレ

トイレは二箇所ですが、位置的にはほぼ同じ。

また、写真左奥は男子トイレのみです。

どちらも綺麗に清掃されているので、使いやすかったです。

ゴミの分別ルール

ゴミは決まった場所に分別して出せば、比較的なんでも捨てて良いようです。

ありがたい。

捨てられるゴミ
可燃ごみ（生ごみ含む）


灰


ペットボトル・不燃・空き缶(ガス缶含む)

自動販売機

売店前にはコカコーラとキリンの自動販売機がありました。

観光地価格じゃないのが素敵！！

菖蒲が浜キャンプ村の周辺情報

買い出しできるスーパー

菖蒲が浜キャンプ村周辺には買出しできるスーパーやコンビニはありません。

最寄りのI.C（インターチェンジ）は清滝I.Cですが、そこからは「いろは坂」しかありませんので、買い物をするなら手前のインターチェンジ等で降りた方が良さそうです。

今回はアーリーチェックインを利用したので、清滝I.Cよりかなり手前で高速をおり、スーパーに寄ってから行きました。

温泉 / 入浴施設

日光市営 やしおの湯

キャンプ場から車で約30分です。

市内在住の方は、格安で利用できるためか、地元のおじさま大集合で、栃木弁が飛び交っていました。

ローカールな雰囲気が素敵なお風呂でした。サウナもあります！

食事ができる場所もあるので、帰り道に昼食も兼ねて立ち寄りました。

休憩所もありました。

ただし、脇を走る県道277号は、滝ヶ原峠を越えるため急勾配とヘアピンカーブ、狭い道が続く峠道でした。

運転に自信がない方にはお勧めしないです。

私は知らずに走ってしまいましたが、もう二度とは走りたくない道です。

この方のブログがわかりやすいです。

菖蒲が浜キャンプ村を実際に使ってわかった事

男体山と中禅寺湖。最高以外の言葉が見つからない

湖畔キャンプ場の醍醐味とも言える景色。

菖蒲が浜キャンプ村は中禅寺湖の浜辺にあるため、男体山と中禅寺湖の景観が素晴らしすぎます。

設営が完了したら、のんびりと眺めているだけでも、すり減った心が回復するような気がします。

富士山が見える洪庵キャンプ場もよかったですが、それに並ぶくらい好きな景色です。

遮蔽物が少ないので、風に注意

目の前が、中禅寺湖ドーンなので、遮蔽物が少ないです。

私が訪れた日は風速2~4mでしたが、遮蔽物のない風速4mの中で設営するのは至難でした。

約1年ぶりのキャンプというブランクの影響のせいかもしれませんが…

日程調整が可能であれば、風の弱い日を選ぶとソロキャンペーは楽に設営できるかもしれません。

今年最高の朝焼けは朝霧とともに

キャンプは朝。何度も言いますが、キャンプ中、至高の時間は朝です。

中禅寺湖の朝霧と、男体山の麓から登る太陽を見ながら飲むインスタントコーヒーは今年一番の美味しさでした。

ちなみに、夕暮れも最高に綺麗でした。夕暮れの時は少し雲がある方が綺麗に感じるのは私だけじゃないはず！

ペグが刺さりにくい地面に注意

私が泊まった場所は、砂利の地面で少し深いところには石があり、ペグが刺さらず困りました。

少しずつペグを打つ箇所を変更して、無事テント設営は完了しましたが、上述の風が強いこともあり設営は難儀しました。

ソリステでも苦戦したことを考えるとアルミペグでは文字通り歯が立たない可能性があります。

平地-10℃!? 脱ぎ着しやすい服装で

私が利用させていただいのは、10月の初旬でしたが朝晩は10℃以下の気温になるなど、かなりの冷え込みを感じます。

太陽の当たっている時間帯は、ポカポカと暖かいのですが、日が暮れると一気に寒くなります。

管理人のおじさまから、「ダウン持ってきたか？」と心配されるほど、平地とは気温差があります。

念の為、ダウンシュラフとダウンジャケットを持って来ておいて良かったです。

ランチパックもパンパンになるくらい標高が高いんですね。

天気予報を確認する際は、気温まで気を付けおくと体温調整がしやすくなりますよ。

中禅寺湖の潮汐に気をつけて

潮汐（ちょうせき）とは、いわゆるの潮の満ち引きです。

海面が時間によって上昇したり、加工するのは知っていましたが、大きな湖も影響を受けるんですね。

湖畔キャンプでは、できるだけ湖面に近づきたくなりますが、グッと堪えましょう。

当初、私が設営しようとしていた場所も、夕方になると水たまりになっていました。（写真右奥）

湖畔キャンプ場では、設営場所を選ぶ際は、

・地面が濡れていないか
・地面が低くなっていないか（窪みになっていないか）

を確認した方が良さそうです。

潮汐の時間推移は以下のサイトから確認できます

中禅寺湖周辺は人気観光地

菖蒲が浜キャンプ村がある中禅寺湖周辺は、日光東照宮をはじめとする人気観光地が密集しています。

湯滝、

ということで、菖蒲が浜キャンプ村までの道は混雑し、渋滞することが多いのです。

時間に余裕を持って移動した方が良さそうです。

直火は禁止！焚き火台を忘れずに

菖蒲が浜キャンプ村は直火禁止。

焚き火台を使って、焚き火をしましょう。

灰捨て場もあるので、焚き火をするには便利なキャンプ場だと思います。

菖蒲が浜キャンプ村のレポートまとめ

最高の景色の中でキャンプができました。

すでに書きましたが、キャンプ場としての満足度は洪庵キャンプ場と並んでトップクラスです。

しかも、利用料が安い！アーリーチェックインをしても、ソロキャンプなら2,300円で利用できます。

そして、設備も綺麗で使いやすい。

約一年ぶりのキャンプでしたが、ずっと行きたかったキャンプ場に行けて大満足です！