三重県熊野市にある 鬼ヶ城は国の名勝にも選ばれるほど、素晴らしい景勝地です。
波の浸食によってえぐられた奇岩変岩が出迎えてくれます。
整備されたハイキングコースはありますが、これがまた足がすくむ迫力で行くも地獄、帰るも地獄。
せっかくなので踏破して来ましたが、体力に自信が無い方は無理せず、途中で引き返しましょう。
カーナビ等で検索する時は、「鬼ヶ城センター」で案内してもらいましょう。
鬼ヶ城の基本情報
名称 | 鬼ヶ城(おにがじょう) |
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住所 | 〒519-4323 三重県熊野市木本町1835-7番地(鬼ヶ城センター) |
電話番号 | 0597-89-4111(熊野市観光スポーツ交流課) |
駐車場 | 72台 |
見学料 | 無料 |
公式HP | 鬼ヶ城公式HP |
鬼ヶ城の魅力と見どころ
ハイキングコースすぐにある千畳敷き
鬼ヶ城の代名詞・ 千畳敷きはハイキングコースに入ってすぐに出て来ます。
いきなりデザートな観光地です。
ともあれ、鬼ヶ城のHPの写真に惹かれて来た私として一気にテンションが上がりました。
雄大な景色を見ると自分をちっぽけに思う時がありますが、まさにその感じです。
波の力で美しい岩の造形物が出来上がる。
こういう時に地質学とか勉強しておけばもっと面白いんだろうなぁと思いますよね。
なぜお前だけ?波切不動!
波切不動と呼ばれる白い岩です。
牡蠣(かき)のような形で、どこでどう支えたらこう残るのか?という疑問がつきません。
波切不動近くへ行くにはロープを使って登らなければならないのも面白いです。
感激!鬼の見張り場
まさに鬼が座っていそうな玉座のような場所でした。
頭の中にはゲームのラスボスよろしく、自分が鬼だったらここで桃太郎を待ち受けるだろうなと思わずにはいられませんでした。
見落としがちな美しい太平洋
岩ばかりを見てしまいますが、鬼ヶ城から見える太平洋も美しいです。
岸壁に打ち付ける波は激しく、渦を巻いていたり、飛沫が想像以上に跳ねて来たりとずっと眺めていられます。
反響して聞こえる波の音
海なし県民は、海と聞けば平静を装ってテンション爆上げですからね。
目の前に太平洋が広がって、背中側から海の音が聞こえる。
自然の5.1chサラウンドは、太平洋の雄大さを際立たせてくれます。
鬼ヶ城散策の注意点
足元はかなり悪い。ヒールやサンダルは不向き
東側ルートからハイキングコースに入るとすぐに注意書きがされています。
鬼ヶ城に行く時はスニーカーなどの動きやすい靴で足元を整えておきましょう。
高低差もかなりありますし、後述しますが手すりが低いので、手摺りを握りながら進む事も難しいです。
行けばわかりますが、滑落したら大怪我で済めばラッキーみたいな場所ですのでくれぐれもお気をつけて!
手すりが低いので高身長の人も注意
ハイキングコースの中には 人ひとりが通るのが精一杯な幅の場所もあります。
要所、要所には手すりが設置されていますが、かなり低め。
身長180cmの私が握ろうとすると、腰をかがめたり逆に不安全な姿勢になりそうです。
また、小さな子供もルート的にはかなり厳しいです。
元気いっぱい走り回ったら、転落、滑落の危険がある場所です。
ハイキングコースは1km超。ペース配分に気をつけて
行きは大丈夫ですが、帰りにもう一度あのコースを歩きにはなりません。
私は海岸の裏手に回って、トンネルを通って鬼ヶ城センターに戻って来ました。
鳥居が西口の目標物になります。
その場合、住宅地の中を歩いてくることになります。
最終盤のトンネルも雰囲気抜群なので、機会があればぜひ! ( ´_ゝ`)
まとめ 迫力満点の景勝地
散策の注意点でかなり脅しのようになってしましましたが、ハイキングコースはしっかり整備されています。
ただし、気の抜いた格好で行くと事故につながるので、そこだけはご注意を。 ( ̄^ ̄)ゞ
地元の方でしょうか、釣りをされている方もいらっしゃって世界遺産で釣りをするというのも趣があるなぁと眺めておりました。
迫力満点の造形物に自然の力強さを感じられる、素晴らしい景勝地でした。
周辺に食事処が少ないこともあり、そのまま鬼ヶ城センターで昼食をいただきました。
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